みなさんこんにちは
本日は只今開催中のトロント国際映画祭(TIFF)2017についてお伝えします!
トロント国際映画祭 2017
<日本人が活躍する2017年ノミネート作品一欄>
日本での公開前に見られるチャンスである他、トロントにしばらく滞在されている方にとっては久々に日本映画を見ることのできるチャンスでもあります!
もちろん上映時は全て英語の字幕付きですので、カナダ人のお友達と一緒に見に行くのも良いですね
- Birds Without Names(彼女がその名を知らない鳥たち)
監督:白石和彌 出演:蒼井優、阿部サダヲ
公式サイト
tiff公式サイト(上映スケジュールなどを確認できます) - Manhunt(追捕)
監督:ジョン・ウー 出演:チャン・ハンユー、福山雅治
tiff公式サイト (上映スケジュールなどを確認できます)
- Oh Lucy!(オー・ルーシー!)
監督:平栁敦子 出演:寺島しのぶ、南果歩
映画.com
tiff公式サイト (上映スケジュールなどを確認できます)
- Radiance(光)
監督:河瀨直美 出演:永瀬正敏、河瀨直美
公式サイト
tiff公式サイト (上映スケジュールなどを確認できます)
- Signature
監督:近浦啓 出演:Lu Yulai、Tim Ellrich、太田 緑
tiff公式サイト (上映スケジュールなどを確認できます)
- The Third Murder(三度目の殺人)
監督:是枝裕和 出演:福山雅治
公式サイト
tiff公式サイト (上映スケジュールなどを確認できます)
- Vampire Clay(血を吸う粘土)
監督:梅沢壮一 出演:武田杏香 / 杉本桃花 / 藤田恵名 / 牧原ゆゆ
映画.com
tiff公式サイト (上映スケジュールなどを確認できます)
また、ある日本人を題材にした作品として、以下のドキュメンタリー映画もあります。
- Caniba
監督:ヴェレナ・パラヴェル(人類学者)、ルシエン・キャサイン・テイラー
tiff公式サイト(上映スケジュールなどを確認できます)
(2016年度tiffの様子)
<Education Primeスタッフ注目作品>
EPスタッフの注目している作品を3つご紹介致します!!
★ Gaga: Five Foot Two
Image: http://www.tiff.net/tiff/gaga-five-foot-two/
→ レディ・ガガのドキュメンタリー作品
→ 9月22日から、Net Flixで公開予定。
★ Mary Shelley
監督:Haifaa Al Mansour
主演:Elle Fanning, Douglas Booth
Image:https://thefilmstage.com/news/elle-fanning-becomes-mary-shelley-in-first-images-from-frankenstein-author-biopic/
この『Mary Shelley』はメアリーとパーシーの恋愛模様を描いた作品です。監督は『少女は自転車にのって』(2013)のサウジアラビア初の女性監督である、ハイファ・アル=マンスール。脚本はロマンス作家でもあるエマ・ジェンセンが担当されています。
あらすじ:
"イギリス人作家のメアリー・シェリーは、詩人のパーシー・シェリーと恋に落ちますが、パーシーには妻と子がいたので2人は駆け落ちすることに。その時メアリーの腹違いの妹クレア・クレアモントも加わり3人で旅をしながら共同生活することになります。
そんな時、この3人と、友人の詩人のジョージ・ゴードン・バイロンとその恋人を加えた5人が別荘に滞在していたとき、「暇つぶしにみんなで怪奇談を書こう」という遊びの中から生まれたのがで、バイロンの「吸血鬼」とメアリーの「フランケンシュタイン」でした。この時のことを「ディオダディ荘の怪奇談義」といいます。
「フランケンシュタイン」を創作したメアリーは後に現代SFの起源とされています。"
引用元:http://www.cuemovie.com/news/mary-shelley-official-1st-pic/
★ Stronger
監督:David Gordon Green
主演:Jake Gyllenhaal, Tatiana Maslany
Image:https://en.wikipedia.org/wiki/Stronger_(film)
あらすじ:
“ジェイク・ギレンホール演じるジェフ・ボーマンの写真が、2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件の際に多くのメディアで取り上げられ、世界的に名前が知れ渡りました。
ボーマンはガールフレンドがゴールするのを見るためにマラソンのフィニッシュラインで待っていました。その時、2つの爆弾が爆発したのです。
爆発により3人が亡くなり、約280人が重軽傷。翌日手術から目が覚めたボーマンは、話せなくなっているのに気が付きます。そして、メモ帳を頼み、「男を見た、正面から自分を見ていた」と書きます。
ボーマンの手がかりと大規模な犯人捜査により数日で犯人逮捕に至り、2015年犯人の1人であるジョハル・ツァルナエフに死刑判決が下されました。
原作は2014年に刊行され、内容は事件が起きてから両脚を失ったボーマンが再び自分の足で歩くまでの道のりが描かれます。“
引用元:http://artconsultant.yokohama/moviestronger1/
<Education Primeスタッフの2017年TIFF現場レポート>
9/4の10時前から、メトロセンターに並んでチケットを買いに行きました。
残念ながらプレミアムや注目作品のチケットは売り切れてしまっていましたが、『Mademoiselle Paradis』のチケットを取ることができました。チケットの取り方も最後に紹介しているので、是非確認してみて下さい!
(左:メトロセンターにて 右:2016年度tiffの様子)
ちなみに・・・
★ Mademoiselle Paradis
監督:Barbara Albert
主演:Maria-Victoria Dragus
Image: http://www.tiff.net/tiff/mademoiselle-paradis/
内容とあらすじ:
18世紀のオーストリア、ウィーンを舞台に、その時代に実在した盲目のピアニストを優雅に描いた作品です。
モーツァルトやハイドンが活躍した時代に、若い意欲的なハープシコード奏者の魅惑的な演奏が上流階級の人々の間で評判になっていました。その才能ある奏者は女性で盲目だと噂になっていました。盲目のピアニスト、マリア・テレジア・ヴォン・パラディスは、人並みでない感覚を持った耳と才能を使い、ハープシコードを演奏していましたが、彼女の思慮深い両親は、彼女の視力の回復をなによりも一番に願っていました。そこでテレジアと両親は、ウィーンで評判になり始めたフランツ医師を訪ねます。
フランツ医師の献身的な手当てで、テレジアの視力は驚異的な回復力を見せますが、彼女の演奏に支障が起きてしまいます。そうした状況を見越したテレジアの両親は、フランツ医師に疑心を抱いてしまいます。
<TIFFで映画を見る方法>
チケットの種類
Weekday Daytime Screenings: 大人$18~25/25歳以下$10~18
Regular Evening&Weekend Screenings: $28~35
Premium Screenings: $52~59
2017年TIFFは、9月4日10時にチケットの販売が始まりました。(TIFFメンバーになれば9月2日に先行販売開始されます。)映画のスケジュールや日程は、ウェブサイト( tiff.net )やTIFF Bell Lightboxなどで確認できます。
チケット入手手段は3つあります。
- 直接box officeに行って買う
- オンラインでの申し込み ( tiff.net )
- 電話での申し込み(416-599 or 1-888-599-8433)
1. box office
MetroCenter(St Andrew駅から3分ほど)かTIFF Bell Lightbox(St Andrew駅から5分ほど)で買う事ができます。
(メトロセンターのチッケット売り場の様子)
現地レポート:10時に販売開始で、9時半から並び、チケットが買えるまで12時近くまでかかりました。レッドカーペットを前のほうの位置で見られるPremiumのチケットは、ほぼ先行販売で抑えられてしまっていたので、どうしても観たい作品がある人は、会員になると買う事ができるかもしれません。
2. オンラインでの申し込み ( tiff.net )
tiffのホームページにアクセスし、会員登録をする必要があります。実際に購入することはありませんでしたが、現地に行ってチケットを買えない人にはお勧め。ネットへのアクセスが困難なこともあるそうなので、現地にいる人はbox officeに行く方が確実?
3. 電話での申し込み(416-599-8433 or 1-888-599-8433)
こちらも電話を持っていれば現地に行く必要がないので便利です。電話での申し込みをした人の話を伺うことはできませんでしたが、上記2つの手段が取れない人は挑戦してみてください!
以上、トロント国際映画祭、2017年の情報でした!!
注目作品のチケットは売り切れも早いですので、観たい方は今すぐチェックされてくださいね!!