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今年のPride Paradeがいつもと違う理由

みなさんこんにちは!

いよいよPride Parade6月25日に迫っています!!
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Photo by blogTO

Pride Paradeとは、毎年行われている性的マイノリティであるLGBTQのPride(自分達の性に自信を持つこと)を祝うパレードのことです。

トロントでは同性の婚姻も認められていることから、性的マイノリティの方々に優しい街として世界的にも知られていますが、それでもここに至るまでに長い歴史がありました。

そして今年のパレードはいつもと異なります。それは、「制服を来た警察官の姿が無いこと」です。

<なぜ今年は制服の警官がパレードにいないのか?>

昨年のプライド・パレードにおいて、Black Lives Matterという、黒人に対する暴力や差別を無くそうとしている団体による抗議があり、これを発端として最終的にPride側が2017年度のパレードから警察官の参加を禁止することに同意したためです。

トロントのPrideは既に広く一般的な行事になってしまっていたため、一般の人からは警察のパレードへの参加禁止について、「Black Lives MatterとPrideは関係無い」や、「LTBTQに属する警察の人が可哀想」などといった意見もあったようですが、LGBTQ社会の中では好意的な意見が大半であったようです。

これは、トロントにおいてPrideが盛り上がりを見せるようになったきかっけが1980年代の警察による弾圧であったことを考えると、全く不思議なことではないことがわかります。

そもそも警察が制服を着て一緒にパレードに笑顔で参加していること自体に疑問を抱いていた参加者も多かったはずです。

そこにきて、現在もまだ頻繁に警察による差別的扱いを受けている黒人社会と自分達を重ね、制服警官が少数派である自分達の近くにいるということの不快さを思い出すのは当然です。

確かに実際にLGBTQに属している警察の方でまじめに仕事をしている方にとっては、パレードに参加できないことは残念なことだと思いますし、警察の人が全て差別的だと誤解するのはいけません。

しかし、制服を着た警官というのが弾圧の象徴となってしまうのは仕方のないことなのです。

そして、現在も差別を受けているマイノリティがいるのに、Pride側がこれを単純に無視できるわけがありません。

<マイノリティや差別を考える良い機会に>

単純に「現地のお祭り」ということで楽しむのももちろん良いとは思いますが、折角なのでイベントの意義を考える機会とするのも、海外留学の醍醐味だと思います。

日本の現状はどうでしょうか?「文化が違う」「法律が違う」で片付けてしまって良い問題でしょうか?
また、北米と全く違う形ですが、日本にも人種差別問題はありますね。あまり話題にもなりませんが、大丈夫なのでしょうか?

こうした問題以外にも、カナダではよく話題になっても日本のメディアでは絶対に取り上げられない、というものは沢山あります。

政治問題はデリケートなので人と話すのは難しいかもしれませんが、調べ物をする感覚で英語の記事を読むと語彙力も上がりますので、是非沢山の記事を読んで、現地で起きている問題や話題などについても考えてみましょう!

by Kanako



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by educationprime2 | 2017-06-22 07:09 | +トロントイベント情報