2008年 09月 23日
TIFFの体験記
2008年9月23日(火) By Noriko
トロント国際映画祭2008にボランティアとして参加したTさんに、
体験記を書いて頂きました!
1.ボランティア採用までの流れを教えてください。
1.レジュメ(履歴書)を用意します。リファレンスを3件入れました。
2.ボランティア希望者のオリエンテーション開場(Roy Thomson Hall)に
2時間前から並びます。
3.本部の人たちが来て、オリエン資料と色紙を配ります。
(色紙は整理券の代わりらしいです。)
4.18時くらいに開場。
5.オリエンテーション開始 1時間強
雰囲気自体は凄く和やかで、笑うポイントが結構多かったです。
有名人が来てもボランティアをしてるときは、頑張って耐えてね話等
注意事項を説明される。トランスレーターもスペイン語、韓国語、
日本語といて、先に並んだ人から移動開始。それぞれの会場ごとに
サインアップして、自分の提出用紙にもサインアップします。
なので先に行った人ほど、希望の場所に入れます。
1つの会場につき4シフト入れてサインアップします。
初回の人間は最初は一つの会場にしか登録出来ないことになっているようです。
6.インタビュー開始。
「なんでこのボランティアに参加したのか?」
「これまで仕事を行ったなかで良かったこと悪かったことはなんですか?」
又、英語のレベル等質問されました。
7.数週間後、採用の手紙が送られてくる。
トレーニングセッション後に手紙が送られて来て、実際にはトレーニングが受けれていない状態でした。
ボランティアした人の特典:7時間未満1シフトにつき映画のチケットが1枚、7時間以上で2枚貰えて、映画祭の中で使えます。またTシャツが貰えるそうです。他に、Tシャツピックアップの際に、TIFFのトートバッグが貰えて、その中にSTELLA ARTOISのビールグラス、PIZZA NOVAのミステリーギフトカード、その他チラシやらspring rollの割引券等が入ってました。あとボランティア会場でTRUEBLOODというドラマの1話目のDVDを貰いました。
2.実際ボランティアしたお仕事は?
-クリッカー(入場者人数を数える人)
-リッパー(チケットをちぎる人)
-投票を受け付ける人
-トイレ案内
-掃除
-片付け
-劇場内のスクリーンチェッカー
-レッドカーペット敷き
-バロッツ配り
-投票、チケットのカウント
-チケットライン、ラッシュライン案内、ライン整備
-舞台挨拶前のディレクターの案内
3.どのような方々とお仕事をされましたか?
韓国人、アメリカ人、イラン人、ポーランド人、日本人、
中国人、トロントニアン、カナディアン
立場は、TIFFGの人、スタッフ、ボランティアキャプテン、ボランティアという感じに分かれていて、ボランティアの管理はボランティアキャプテンか、スタッフの人が行っていました。
4.ボランティア中ハリウッドスターには、遭遇しましたか?
ボランティア中には様々な映画のディレクターの方々に遭遇しましたが、ハリウッドスターには遭遇していません。ただボランティアで仲良くなった友達とコリンフォースとジェニファーアニストンを見に行きました。
5.TIFFでボランティアしたご感想をお聞かせ下さい。
自分が予想していたよりも面白かったです。いわゆる日本で感じるボランティアというものは自発的なものから始まり、それを好きでやっているんだからと責任や意識を勝手に意識させられて重たいものになり、楽しめることなど少ない気がしますが、このボランティアは最初から元々ボランティアの人も楽しまなきゃ!というようなことを言っており、そして本当にそのまま楽しませてもらいました。
会場の一つになっているAGOは最も小さな会場で、やはりボランティアの数もスタッフの数も少なくてよりお客さんも近くて楽しんでできました。 上映される映画もアート系、インディペンデント系がメインなので、ディレクターの方とも普通にお話出来ましたし、お客さんもちょっとアウトローな方が多く、見ていても楽しかったです。また小ささゆえかボランティアを仕切っている人がキャプテンではなく、スタッフの方で、その方が本当に面白くて(いきなりエキサイティング!と叫びだすようなお姉さん)、それに便乗して?周りのボランティアも面白い感じに盛り上がっていました。
他に会場になっているRyersonはそれよりも6倍くらい大きく、その分ボランティア、スタッフの方も多くて、AGOが楽しすぎた分、ちょっとこちらは一通り事務的な感じがしました。 リーダーにもよるし、まわりのボランティアにもよるとおもいますが。 純粋にボランティアの仕事としては楽しめたと思います。 お客さんもフランクで普通に映画の話題で話しかけて来るし、ボランティア内スタッフとも様々な話ができました。
アフターパーティーでは本当に様々な所でボランティアをしていた人、スタッフの人が来て、同じボランティアの人が見つからないくらい人で溢れました。 ただ、その中に共通するのがTIFFで、それだけで知らない人とも沢山話せました。当然TIFFGの人も紛れていて、そして映画祭のCEOも普通にTシャツ姿で酔っぱらってたりしました。 同じ会場で同じシフトでボランティアした人たちとも会えて話ができたし、ボランティアだけで終わらない関係が作れました。
映画の始まりに映画の盗撮禁止のプロットが出て、お客さんが「あ〜!」と残念そうに叫んだ後に、ボランティアを評するようなプロットが出てお客さんがみんなで拍手するのを見たときに、「ああ、これやってよかった」と思いました。
====================================================
9月4日~9月13日まで行われたトロント国際映画祭でのボランティアを思う存分満喫された様子がTさんの体験記で感じられましたね。 貴重な体験記をお書き頂き有難うございました!!! 今回参加できなかった方は、ぜひ来年この貴重な機会をお見逃しなく!
====================================================
Noriko
↓メインページの方もご覧下さいね(^^)
Education Primeホームページ
トロント国際映画祭2008にボランティアとして参加したTさんに、
体験記を書いて頂きました!
1.ボランティア採用までの流れを教えてください。
1.レジュメ(履歴書)を用意します。リファレンスを3件入れました。
2.ボランティア希望者のオリエンテーション開場(Roy Thomson Hall)に
2時間前から並びます。
3.本部の人たちが来て、オリエン資料と色紙を配ります。
(色紙は整理券の代わりらしいです。)
4.18時くらいに開場。
5.オリエンテーション開始 1時間強
雰囲気自体は凄く和やかで、笑うポイントが結構多かったです。
有名人が来てもボランティアをしてるときは、頑張って耐えてね話等
注意事項を説明される。トランスレーターもスペイン語、韓国語、
日本語といて、先に並んだ人から移動開始。それぞれの会場ごとに
サインアップして、自分の提出用紙にもサインアップします。
なので先に行った人ほど、希望の場所に入れます。
1つの会場につき4シフト入れてサインアップします。
初回の人間は最初は一つの会場にしか登録出来ないことになっているようです。
6.インタビュー開始。
「なんでこのボランティアに参加したのか?」
「これまで仕事を行ったなかで良かったこと悪かったことはなんですか?」
又、英語のレベル等質問されました。
7.数週間後、採用の手紙が送られてくる。
トレーニングセッション後に手紙が送られて来て、実際にはトレーニングが受けれていない状態でした。
ボランティアした人の特典:7時間未満1シフトにつき映画のチケットが1枚、7時間以上で2枚貰えて、映画祭の中で使えます。またTシャツが貰えるそうです。他に、Tシャツピックアップの際に、TIFFのトートバッグが貰えて、その中にSTELLA ARTOISのビールグラス、PIZZA NOVAのミステリーギフトカード、その他チラシやらspring rollの割引券等が入ってました。あとボランティア会場でTRUEBLOODというドラマの1話目のDVDを貰いました。
2.実際ボランティアしたお仕事は?
-クリッカー(入場者人数を数える人)
-リッパー(チケットをちぎる人)
-投票を受け付ける人
-トイレ案内
-掃除
-片付け
-劇場内のスクリーンチェッカー
-レッドカーペット敷き
-バロッツ配り
-投票、チケットのカウント
-チケットライン、ラッシュライン案内、ライン整備
-舞台挨拶前のディレクターの案内
3.どのような方々とお仕事をされましたか?
韓国人、アメリカ人、イラン人、ポーランド人、日本人、
中国人、トロントニアン、カナディアン
立場は、TIFFGの人、スタッフ、ボランティアキャプテン、ボランティアという感じに分かれていて、ボランティアの管理はボランティアキャプテンか、スタッフの人が行っていました。
4.ボランティア中ハリウッドスターには、遭遇しましたか?
ボランティア中には様々な映画のディレクターの方々に遭遇しましたが、ハリウッドスターには遭遇していません。ただボランティアで仲良くなった友達とコリンフォースとジェニファーアニストンを見に行きました。
5.TIFFでボランティアしたご感想をお聞かせ下さい。
自分が予想していたよりも面白かったです。いわゆる日本で感じるボランティアというものは自発的なものから始まり、それを好きでやっているんだからと責任や意識を勝手に意識させられて重たいものになり、楽しめることなど少ない気がしますが、このボランティアは最初から元々ボランティアの人も楽しまなきゃ!というようなことを言っており、そして本当にそのまま楽しませてもらいました。
会場の一つになっているAGOは最も小さな会場で、やはりボランティアの数もスタッフの数も少なくてよりお客さんも近くて楽しんでできました。 上映される映画もアート系、インディペンデント系がメインなので、ディレクターの方とも普通にお話出来ましたし、お客さんもちょっとアウトローな方が多く、見ていても楽しかったです。また小ささゆえかボランティアを仕切っている人がキャプテンではなく、スタッフの方で、その方が本当に面白くて(いきなりエキサイティング!と叫びだすようなお姉さん)、それに便乗して?周りのボランティアも面白い感じに盛り上がっていました。
他に会場になっているRyersonはそれよりも6倍くらい大きく、その分ボランティア、スタッフの方も多くて、AGOが楽しすぎた分、ちょっとこちらは一通り事務的な感じがしました。 リーダーにもよるし、まわりのボランティアにもよるとおもいますが。 純粋にボランティアの仕事としては楽しめたと思います。 お客さんもフランクで普通に映画の話題で話しかけて来るし、ボランティア内スタッフとも様々な話ができました。
アフターパーティーでは本当に様々な所でボランティアをしていた人、スタッフの人が来て、同じボランティアの人が見つからないくらい人で溢れました。 ただ、その中に共通するのがTIFFで、それだけで知らない人とも沢山話せました。当然TIFFGの人も紛れていて、そして映画祭のCEOも普通にTシャツ姿で酔っぱらってたりしました。 同じ会場で同じシフトでボランティアした人たちとも会えて話ができたし、ボランティアだけで終わらない関係が作れました。
映画の始まりに映画の盗撮禁止のプロットが出て、お客さんが「あ〜!」と残念そうに叫んだ後に、ボランティアを評するようなプロットが出てお客さんがみんなで拍手するのを見たときに、「ああ、これやってよかった」と思いました。
====================================================
9月4日~9月13日まで行われたトロント国際映画祭でのボランティアを思う存分満喫された様子がTさんの体験記で感じられましたね。 貴重な体験記をお書き頂き有難うございました!!! 今回参加できなかった方は、ぜひ来年この貴重な機会をお見逃しなく!
====================================================
Noriko
↓メインページの方もご覧下さいね(^^)
Education Primeホームページ
by educationprime2
| 2008-09-23 07:01
| +EPメンバーさん(体験記)